一般的な分かりやすいコオロギの飼い方
特別おもろいこと書けへん。
強いて言うなら今ジムでバイク漕ぎながらこれ書いていることくらい。
と言うわけで今回は爬虫類飼育する上で避けては通れない奴らのことを書いていこう。
そう、生き餌(活餌とも)だ。特にコオロギ。
時間のない人は取り敢えずここだけ見れば飼える。
・プラケ
・紙の卵パック
・給水機
・餌
これと毎日の水交換と床の掃除。以上。
物好きな人は下まで見たってな。
本題
主に餌用コオロギにはこの二種類が用いられてる。
ヨーロッパイエコオロギ(茶色い方)
学名:Acheta domestica
英名:house cricket
ヨーロッパとか言いつつ分布は西南アジアなやつ。ぶっちゃけ頑張れば日本の冬も超えられるのではと思っているけど増えてないのを見るとそこまで相性は良くない模様。
だいたい大きさは25mm程度。
ちょっと幅広なテープくらいの大きさ。
お店で売られててメス(画像のは卵管があるからメス)は25mmくらいまで大きくなるものもいるが、大抵Sが7〜9mm、Mが15mm程度、L(成虫)が20mm程度。
大きさ的に小型種(だいたいレオパくらいの大きさ)にあげるにはちょうどよく、チョコチョコ動くため餌の反応の悪い種類でも、ある程度反応するのでかなり使い勝手が良く、なおかつ年中発情(日本のコオロギは秋のみ)しているため繁殖も容易。
繁殖も容易とは言ったものの正直殖やす(生き物を人為的に増やす時はこの漢字)のはオススメしない。
何故かって?
先ず第1点目。臭い。めっちゃ臭い。
後述たちのコオロギたちに比べれば圧倒的に臭わないが、コオロギはほんとちゃんと掃除しても臭い。まぁ臭いがないと食いつかない事もあるので(魚の餌とかの臭い想像してもらえればありがたい)そこは一長一短という所。
二点目、共食いを普通にする。
こいつら餌に見境がないんですよ。所詮虫。
基本的に水とタンパク質(not植物性タンパク)をあげていて、表面積を多くしてやれば共食いはしないが、それでも食べる時は食べる。むしろ小さいコオロギと一緒にすると割とそっち食べたりもするので注意。
最高の餌?アルゼンチンフォレストコックローチじゃないですか?知らんけど。
まぁこちらについても追い追い餌の話はしていく。
もう一種類。
フタホシコオロギ(黒いの)
学名:GryllusbimaculatusDeGeer
英名:fieldcricket
分布:割と亜熱帯
こっちはさっきの茶色いのと比べると大分でかい。
どれくらいでかいのかというと噛まれたら普通に血が出るくらいには痛い。大体30MMくらいになるのもいる。やっぱメスの方がでかい。
そして黒いので気持ち悪(ry
なおさっきの茶色いのよりもより水分が多く、それと比例するかのごとく臭い。そしてより共食いをする。
こちらの黒いのが優れている点は個人的主観では比較的頑強(共食いしなければ)、水が多いため水分補給に優れている、臭いがきついため臭いで餌を探す種なんかはこちらの方が良い場合がある。
と言った所だろう。
それで、飼い方。
飼い方という題名にもかかわらず本題に入るまでに殖やすのオススメしないとか言って混乱させているあたり文才は、ない。
飼い方その1
10〜50匹程度のキープ
・100均一プラケ
・紙の卵パック
・水入れ
・コオロギフード
以上!
あとは定期的な床掃除と水入れ掃除の交換。
何故床掃除と水入れの掃除が必要なのかというと、さっき臭い、と言ったことにも通じていてかなり糞とオシッコをこいつらはします。人間もするよね。
で、それが滞留して窒息死する。
よく爬虫類を飼っているのかコオロギを飼っているのかわからなくなる程度には世話しなくてはいけないのだ。
おかしい、爬虫類ならまずの掃除サボっても死なないのにコオロギは死ぬなんておかしいやろ。まじコオロギ半端な(ry
で、水入れの掃除に関しても同様。
こいつらは自分の水飲み場でオシッコと糞を垂れ流す。これは爬虫類も一緒やな(白目
それで水入れに関しては給水している紙を噛みちぎって水の中に浸かろうとする。
これは本能的なものらしく水の匂い(人間にはいまいちぴんとこないが)が好きらしい。
そして出られなくて溺れる、ここら辺はやっぱり虫だね。
そんな感じで爬虫類の世話より大変なコオロギの世話編でした。
次回は今回の途中に出てきたアルゼンチンフォレストコックローチあたりについてでも。
餌としてはコオロギの栄養素、性成熟、こいつらの飼いやすさを足して2で割ってくれると嬉しい。
終わり。